子宮頸ガンのステージ(病期)
子宮ガンは、乳ガンと共に女性でもっとも発症理率の高いガンです。
それは、早期発見早期治療という基本ができていないということもあるのではないしょうか?
また、子宮ガンになったら、子宮全摘出をしなければならないという恐怖感もあるかもしれません。
共稼ぎが当たり前になってきた近代、女性の社会進出も珍しくなくなってきましたが、その反面、多忙にかまけて通院も診察も受ける余裕を無くしてしまったということもあるかもしれません。
いづれにせよ、早期発見さえできていれば、案外想像していたよりも、恐くなかったということもあるかもしれません。妙な噂に振りまわされて、必要以上の恐怖を持たなくて済むように、子宮ガンに関する正しい知識を持ちましょう。
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ひとたびガンと診断されれば、治療計画を円滑に進めるために、転移の範囲に応じた区分けがされます。医師から病気に関する説明や治療計画が家族、または本人にむけてなされることですが、それは、以下のごとく区分けにもとづいたことなのです。
自分のレベルは、現在どの段階にはいるのかを、あらためて認識することによって、病気と真剣に向き合うための手助けになればと願っています。
・0期 初期レベル(上皮内ガン)
転移は、認められず。子宮頸部上皮内に留まっているレベル。閉経後の高齢者、もしくは、出産希望にない婦人に限り、子宮全摘出手術が原則としておこなわれる。出産を希望する場合は、なるべく子宮を全摘出しない方向での治療を行います。(放射腺治療、レーザー、高周波、凍結などを利用した治療、やむを得ない場合は、円錐切除、腹式・膣式子宮全摘)
- Ⅰ期 上皮内から子宮頸部内に浸潤しているレベル。 生存率;約92%
- Ⅰa1期 間接浸潤の深さ3mm X 広がり7mm以内
- Ⅰa2期 間接浸潤の深さ3mm~5mmの範囲に留まっている場合。広がりの進展は見られない。
- Ⅰb1期 病巣が4cm以内に拡大。
- 1b2期 病巣が4cmを超えるもの。
- 腔内照射と外照射の併用
- 広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)
- 広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)と術後放射線治療
- Ⅱ期 子宮頸部外への転移が骨盤壁や膣壁に認められるが、まだ1/3以下の小規模レベル。生存率:約70%。
- 腔内照射と外照射の併用
- 広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)
- 広汎子宮全摘出術(リンパ節郭清)と術後放射線治療
- Ⅱa期 膣壁のごく狭い範囲に転移が確認できる。
- Ⅱb期 膣壁の広い範囲に拡散している。まだ骨盤にまでは達していない
- Ⅲ期 転移が骨盤にも確認でき。膣壁への浸潤も1/3を完全に超えたレベル。
- 生存率;約49%
- 腔内照射と外照射の併用
- 放射線治療と化学療法の併用による新しい臨床試験
- リンパ節のサンプリングによる病期決定の外科臨床試験と外照射の併用
開腹手術をして転移が疑われるリンパ節を採取し、検査することを「サンプリング」といい、リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することを「リンパ節郭清」といいます。リンパ節のサンプリングの結果、がんの転移が認められれば、その部分を含むよう放射線を照射する範囲を拡大します。
- Ⅲa期 膣への転移が1/3をこえたが、まだ骨盤にまでは達していない
- Ⅲb期 骨盤にまでガンが拡大、さらに腎臓や尿管にも転移、腎機能が停止、水腎症を併発している。
- Ⅳ期 膀胱や直腸、肺など、広範囲に転移が確認できる。末期ガン。生存率;約17%。
- Ⅳa期 膀胱や直腸に転移が確認できる。
- 腔内照射と外照射の併用
- 骨盤内臓全摘術
- 放射線と化学療法の併用
- リンパ節のサンプリングによる病期決定の外科臨床試験と外照射の併用
- Ⅳb期 転移が肺にまで拡大している。
- 疼痛など症状を軽減させるための放射線治療
- 全身的化学療法
治療方針に関する記事は、全て国立ガンセンター情報センターからの抜粋です。心配な方は、国立ガンセンター情報センターをぜひ閲覧されると良いのではないでしょうか。
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2009年7月 6日|
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